審査の甘いおまとめローンはあるの?借りる時の注意点まとめ

キャッシングを長く続けていると、新たな借入が増えてしまい、多重債務になってしまったという人も少なくありません。多重債務になると、毎月の返済日や返済工面に頭を悩ませることになりますが、それらを解消するために「おまとめローン」があります。
「おまとめローン」で一つにまとめられれば、多くのメリットが生まれますが、「おまとめローン」は借入金額も多くなるので、一般ローンと比べて審査が厳しくなります。
そこで借入件数が多く、借り入れ先を一本化したいという方に、おまとめしやすい「おまとめローン」を紹介しますので、参考にしてください。
まとめる方法は銀行カードローンか消費者金融の「おまとめローン」
- 銀行のカードローンを使ってまとめる方法
- 消費者金融の「おまとめローン」でまとめる方法
があります。
銀行カードローンでおまとめが出来なくなった
銀行カードローンは総量規制の対象外になるという事で、積極的にカードローンで「おまとめ」を進めてきた銀行カードローンですが、2017年には過剰貸し付けが問題になった事から2018年以降は広告や融資制限が行われるようになりました。
これまでは、「複数のお借り入れを一つにまとめて楽な返済に」またある地方銀行のホームページswは、「おまとめローン」のメリットなどを謳った宣伝文句を利用できなくなり、実質的に「おまとめ」が出来なくなっています。そのため「おまとめ」するには、消費者金融の「おまとめローン」のみとなっています。
消費者金融の「おまとめローン」を利用する方法
消費者金融は、総量規制の対象になるので「融資限度額は年収の3分の1以内」という制限がありますが「おまとめローン」は総量規制の対象外になります。
そのため「おまとめローン」を利用する際は、年収の3分の1を超えていても、その超えた部分について返済が出来ると判断した場合は融資をしても良い、という事になっているので、安定した年収があれば、パートやアルバイト、派遣社員でも申し込みが可能になります。
中小消費者金融の顧客対象は大手消費者金融や銀行で借りられなかった人。
消費者金融は、一般企業と同じように、大手消費者金融が有れば、中小消費者金融があります。中小業消費者金融は大手消費者金融に比べて審査が緩いので、「おまとめローン」も甘い審査になり、比較的「おまとめローン」の利用もしやすいと言われています。
カードローンを利用する時、名前のよく知られている大手消費者金融や銀行カードローンの方が安心感はあります。しかし、中小業者が顧客対象としているのは、大手消費者金融や銀行で借りられなかった人を対象に貸付を行っているので、大手や銀行と同じ審査内容では顧客を獲得する事は出来ません。
そのためには、中小消費者金融ももちろん審査はありますが、独自の基準を設け、少し低めに設定して融資を行っています。
審査が厳しいか甘いかは審査の方法で違ってくる。
消費者金融と言う大きな枠組みから見た場合、大手消費者金融も中小消費者金融も変わりはありません。以前の中小消費者金融は、地元を中心として事業を行っていましたが、インターネット申込が普及したことから、地元だけでなく全国から顧客を募ることが出来るようになりました。
中小消費者金融も来店不要で全国から顧客を募集できるようになっているので、申し込み方法については、大手も中小消費者金融もほとんど変わりはありません。
では何が大手消費者金融と中小消費者金融とでは違うのか、という事になりますが、それがはっきりしているのが、申し込みをした時の審査方法で、大手と中小消費者金融の大きな違いになります。
大手消費者金融の審査が厳しいのは
大手消費者金融の審査なぜ厳しいのか、大手消費者金融の審査は、申込書や信用情報機関の個人情報を基づいてコンピューターで点数を付ける、という「スコアリングシステム」を採用しています。
「スコアリングシステム」とは申し込みをした人の属性ごとに点数を付けていき、総合点から「融資が可能な人かどうか、融資が可能ならいくらまで貸せるか」という事を、短時間で判断できるシステムです。
たとえば、申込者をした人の収入や年代、勤務状況などのデータが、優良顧客のデータに近ければ、融資の可能性は高くなりますし、延滞を起こした事が有るような顧客のデータに近ければ、融資をしてもらう可能性が薄くなります。大手消費者金融の審査方法は機械的でスピーディと言うメリットはありますが、少しでも条件がそぐわないと即落ちとなってしまいます。
また、大手消費者金融のほとんどは、銀行グループの傘下に入っているところが多く、依然のように無理な貸付をしなくなったので、申込者から見ると、審査は厳しくなっているとも言えます
中小消費者金融の審査が甘いと言われる理由
大手消費者金融や銀行カードローンの審査は、信用情報機関の個人情報に金融事故などの事故情報が記載されていると、審査に通る可能性はゼロと言えます。
しかし中小業者の審査は、過去の出来事にはとらわれず、現在の収入状況や生活状況が安定していれば、柔軟に対応しているので「おまとめローン」も比較的借りやすくなっています。(ただし、現在延滞中という方は対象外になります。)
また、審査時間が短くなっているところも増えてきたので以前と違い、即日融資も可能なところが増えています。中小消費者金融の審査で最も重要視されるのは現在の収入状態や生活状況で、それを調べるための在籍確認は必ず行われます。
「おまとめローン」は総量規制の対象外になるので、年収の3分の1を超えた融資も受けられます。ですから、収入が少ないパートやアルバイトなどの人でも、安心して申込が出来ます。
中小消費者金融業者の審査はコンピューター化された審査ではなく、担当者による判断が重要とされるケースが多く、いわゆる「対面審査」で行われるところが多いという特徴もあります。
対面形式の審査なら細かいところまで知ることが出来るので、なぜ返済が遅れたのかなどの理由を直接伝えたり、現状の収入状態や生活環境に問題ないという事が判れば審査に通る可能性が出てきます。中小消費者金融の審査は、大手で借入が出来なかった人にも、出来るだけ積極出来るように努めている業者が多いようです。
ですから「借入件数が多くてまとめたい」という方は、おまとめローンに強い中小消費者金融も存在しますので、大手消費者金融の「おまとめローン」が利用できなかった方は中小消費者金融「おまとめローン」を検討してみるのもひとつの方法です。
おまとめに最適の中小消費者金融はここ
中小消費者金融の中で「おまとめローン」を取り扱っているのは
中小消費者金融 | 登録番号 | 金利
融資限度額 |
---|---|---|
中央リテール | 東京都知事(2)31283号 | 10.95%〜13.0%
最大500万円 |
ユーファイナンス | 東京都知事(4)第29876号 | 7.30%〜15.0%
最大700万円 |
ライフティ | 東京都知事(4)第28992号 | 8.0%〜20.0%
最大500万円 |
アロー | 愛知県知事(3)第04195号 | 15.9%〜19.9%
最大200万円 |
フクホー | 大阪府知事(04)第12736号 | 7.3%〜18.0%
最大200万円 |
これらの中小消費者金融は、登録済みの業者なので安心して申込が出来ます。融資限度額は200万円まで借入が可能なので「おまとめローン」として問題なく申込が出来ます。
中小消費者金融のおすすめランキングはこちら
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参照:おまとめローン審査甘いランキング
まとめ
一時は銀行カードローンもおまとめや借り換えローンに力を入れていましたが、2017年の春先から、銀行カードローンの過剰貸し付けが問題となり、自主規制で、融資限度額の引き下げや広告の自粛などで「おまとめ」という言葉を使わなくなった銀行が増えていますし、融資審査も厳しくなってくるようです。
大手消費者金融や銀行でまとめるのが難しいという方は、中小消費者金融の「おまとめローン」がおすすめです。